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【春のオペラ】


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見終わるといつも数日間は米国嫌いになります(真顔)。
熊殺しみたいな通り名がちょっと格好良く、蝶々さん役の人はいつもすごいなあと思います。
2012.5.31

余談:『蝶々夫人』

プッチーニ作曲のオペラ。
米国の劇作家ベラスコの戯曲に取材した作品で、日本の長崎を背景に、蝶々夫人と米国海軍士官ピンカートンの悲恋を描く。
二人の悲恋というか、寧ろ蝶々さんのみの悲恋。
異国である日本で戯れに日本式結婚というものをしてみた米国士官ピンカートン。
帰国した夫の愛は生きていて、いつか帰ってくるはずと信じ続ける日本の令嬢、蝶々さん。
やがて向こうで見つけた米国人の奥さんを連れて蝶々夫人の元に戻ってきて「子供を連れに来た」とだけ言いに来て子供を引き取るという。
衝撃を受けた蝶々夫人は子供に米国と日本の国旗をそっと握らせ、両国の交友を願い目隠しをさせて自害をする。
別名『マダムバタフライ』。
蝶々夫人のアリア『ある晴れた日に』が有名。
蝶々夫人役が歌うべき歌が、ソプラノのくせして低めで長く休み無しなので、裏名『ソプラノ殺し』というオペラ。






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